現代外国人名録2016 「アリ・ホセインハメネイ」の解説
アリ・ホセイン ハメネイ
Ali Hossein Khamenei
- 職業・肩書
- 政治家,イスラム法学者 イラン最高指導者 元イラン大統領
- 国籍
- イラン
- 生年月日
- 1939年7月17日
- 出生地
- マシャド
- 学歴
- ナジャフ神学校(イラク)修了,コム神学校(イラン)修了
- 経歴
- 少年時代から神学を学び、19歳からコムで、イスラム教シーア派指導者ホメイニ師に師事。同師側近としてイスラム復古主義を唱え、マシャドの神学校で教鞭を執るかたわら、パーレビ王制打倒運動に参加し、1964〜78年にかけて6回投獄。’79年2月のイラン革命直前にイスラム共和党(IRP)創設に参画、革命後は革命評議会メンバーとして国防次官、革命防衛隊司令官を経て、イラン国会議員、最高国防会議のホメイニ師代理を務めた。’80年春テヘランの金曜礼拝導師。’81年6月時限爆弾による暗殺未遂事件に遭い、以来右手が不自由となる。同年8月IRP党首に就任。さらに同年10月の選挙で第3代大統領に選出された。’85年8月再選。’89年6月ホメイニ師死去にともないイラン最高指導者となる。大統領退任。また同月、宗教上の称号が“ホジャトレスラム”(神学博士)から“アヤトラ”に、’94年には“大アヤトラ”に昇格。政治上の立場は、自由経済、対外協力を主張する穏健・現実派。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報